珍奇植物にハマり2年経ちました。
わたしが初めて珍奇に一目惚れして購入したブーファン・ディスティカについて書きます。
迫力満点なタマネギのような球根部分すごいですよね。
球根なので本当は土の中で育ててあげる方がいいのですが、あまりにも魅力的な見た目なので育てている人はほとんど地表に出して育てています。
そして、その上部には扇のように広がる長く細い葉。立派。
わたし的推しポイントは、これらの境にある枯れた葉が積み重なった部分。
地層のような姿をするそこは、個体の歴史が感じられて化石を眺めるような気分になります。
この地層(と勝手に呼んでいる)は最大直径20cm程まで育つそうで、この子は直径10cm程あるから人間で言ったらわたしと同い年くらいかもしれない。
この子名前はブーファン・ディスティチャだったりブーファン・ディスティカなんて呼ばれていますが、わたしは語尾が「カ」の方が呼びやすいので人に紹介するときはを伝えています。南アフリカ原産。
五反田TOCで行われた6月の「サボテン・多肉植物ビックバザール」、通称BB(ビービー)でお迎えしました。
初BB参戦だったので、相当嬉しかったのかチケットの写真が残っていました。
こんなに魅力的なブーファンですが、インターネットで調べてもその育て方はほとんど出てきません。まだそこまでメジャーじゃないのでしょうか。
一例としてわたしのブーファンの管理方法を紹介します。
〜置き場所〜
家の中で1番日が当たる特等席。14時ごろから日がガンガン当たります。
日光不足だと葉先から黄色くなります。
〜お水やり〜
薄皮が重なった球根部分には水をかけません。腐ります。
夏に葉を展開する夏型っぽいですが、まだはっきりしてないので葉の展開具合と季節でお水の量を決めています。以下、ここ一年の水やりです。エアコンのない部屋で室温は季節で大きく前後して、湿度は約60%です。
2019年春:まだ芽は出ない。暖かくなって土が乾くのが早くなってきたので150ml程度を2週間に1、2回。時々液肥を混ぜる。
2019年夏:芽が出たと思ったら、あっという間にもりもり葉が出てくる。暑いので水の乾きが早い。200ml程度を週1回与える。時々液肥を混ぜる。
2019年秋:まだまだ葉は展開続く。涼しくなってきたら150ml程度を週1回与えた。
2019年冬:晩秋から葉が枯れ始めた。寒くなり、水の乾きが遅くなってきた。葉も減ってきたので100ml程度を土が完全に乾いて4、5日後に鉢の壁に沿って水を与えた。
2020年春:葉がだいぶ減ってきた。残りも左右2、3枚ずつ残っている。水の乾くペースが速くなってきたので150ml程度を2週間に1、2回与える。
〜虫対策〜
まだ出たことは無いですがアザミウマが好きそうな雰囲気の植物なので、予防として春夏頃に時々、水にオルトランを溶かしたオルトラン水を水やりで与えています。
珍奇というだけあって、なかなか売ってるところを見た事がありません。
最近はネットで植物を購入する事も主流だそうで、ヤフオクやメルカリ、個人やお店のネット通販でよく見かけます。
わたしのおすすめはやはり五反田TOCのBB。
ベテランの園芸店さんばかりで眺めるだけでも壮観です。
これからも定期的に様子を上げていくので、お楽しみに。