📚2023年3月に読んだもの

「彼女は頭が悪いから」姫野カオルコ

 

読了後も胃が重たかった…。実際の事件が元になっていて、姫野カオルコさんは事件のニュースが出た時の被害者へのバッシングに違和感を感じて執筆したそうです。

これを読んで、「これだからエリートは嫌だ」という感想で終わってしまうのは勿体無いと思う。エリート意識自体は悪くなく、問題は自分より下の者には何をしても良いと思い行動してしまう愚かさ。これは非エリートにも起こり得ることで、例えばサービス業で客が横柄な態度取る事も同じ。自分も無意識に誰かを傷つけている可能性を再認識させられたし、そういえばこういう事してしまったり、もしくは自分がされたら嫌だな~と思ってTwitterやってないのを思い出した。

 

 

 

「歌舞伎町バッドトリップ1〜2」丁えいじ

 

姫野さんの本が重たかったので、ハッピーな気持ちになれるかと思って、友人にも薦められていたBLを購入しました。えいじ先生はその昔、某吸血鬼弟と幼馴染の同人漫画を描かれていて、当時から絵の上手さに定評があり、素晴らしい御本を頒布してくださっていました。歌舞伎町バッドトリップも本当に最高で、顔が良い男たちのあんな角度、こんなアングル、どれをとっても最高でした…

めちゃくちゃハッピーになれました!